江島神社の瑞心門を舞台にした光によるインスタレーション“光の絵巻”、および辺津宮のライトアップ演出をデザインしました。江の島誕生の伝承『江島縁起』から着想を得て、「江ノ島誕生」 「五頭龍」 「天女降臨」 「天女と五頭龍の出会い」 「五頭龍の御加護」という5つのシーンを、切り絵のスタイルを用いた光のインスタレーションとして表現しています。

海岸から江の島大橋を渡り、夕景の仲見世通りを抜けると、伝説の場面を映し出す“光の絵巻”が瑞心門を幻想的に彩り、夏の江の島を訪れる現代の私たちを、いにしえの恋物語へと引き込みます。また2021年は、江の島がセーリング競技大会の会場にもなっていることから、そのイメージを加えた“今年らしさ” “藤沢らしさ”も表しました。